慶應義塾大学 看護医療学部 地域看護学 専任講師

評価ツールの開発

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市町村保健師が外部委託を活用するためのマネジメント行為評価ツールの開発

今までの研究,作成した90項目を外部委託による保健事業運営に携わっている市町村保健師の方3名(うち1名の方は後輩保健師にも指標チェックしてみるように促してくださいました)と,民間企業の立場で保健事業を受託している専門職の方8名に見ていただき,指標の活用についてインタビュー調査を行いました。民間事業者の方はさらに2名にインタビューを行う予定にしております。(→2019.3.7に健康運動指導士のお二人にインタビューに行って参りました)
90項目を読みながら自分自身を振り返ることは時間がかかり,「ちょっと大変」という思いになります。現在自分が担当している事業には当てはまらない項目もあります。
でもじっくりチェックすることで「これは自分に足りなかった視点だ」と気づいたり,他の職員と共有してみることで職場全体の仕事の在り方を見直すきっかけとして活用できることが分かりました。
90項目は,毎回使う指標というよりも,「まずは1度,じっくり自分の仕事ぶりを振り返る」際に使い,その後はサブテキスト的に活用することが好ましいとの示唆を得ました。

本研究はJSPS科研費 JP15K20287の助成を受けたものです。
(2015-2018年度 科研費 若手研究(B)市町村保健師が外部委託を活用するためのマネジメント行為評価ツールの開発)厚く御礼申し上げます。

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